野菜
ベトナムで料理に使用される野菜の紹介です。
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Rau muong (ラウ・ムォーン)
空芯菜という名前の由来は芯が空洞の野菜というところから来ました。
日本のホウレンソウと同じように、ベトナムでは空芯菜は知らない人はいない野菜です。 クセがない野菜なので、色々な料理に使用されます。 シンプルな空芯菜の茹で物を始め、空芯菜のニンニク炒めや空芯菜のスペアリブスープ、空芯菜のサラダ、丼もののカニ空芯菜入り春雨(Mien cua rau muong)など、どんな料理も特徴の味がします。 旬は夏で、日本のスーパーでもたまに見かけることができます。 ※左の写真は、家でプランター栽培したものです。 |
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Xu hao (スー・ハォー)
コールラビは葉っぱを食べるのではなく、茎が膨らんでそれを食べる野菜です。
大根と似た味で、食べやすいです。 スープ(コールラビと鶏肉のスープ)や炒めものによく使用されます。 旬は秋から冬です。 ※左の写真は、家でプランター栽培したものです。 |
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Xu xu (スー・スー)
キュウリと同じウリ科で、つる性の野菜です。
クセがないので、茹で物や炒めもので使用されます。 日本ではよく直売所などで販売れています。 旬は9月から10月までです。 |
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Xa lach (サー・ライー)
ベトナムではモコヴェールというレタスが一般的です。
日本のレタスの味と違いはありません。 サラダではレタスと各種類のハーブと一緒に食べるのが基本です。 レタスとハーブを組み合わせて食べることをRau song(ザウ・ソン)と言って、生で食べる野菜を意味しています。 生春巻や揚げ春巻き、南部の牛肉のビーフン(Bun bo Nam Bo)、焼き豚のビーフン(Bun cha)などは、いつも Rau song と一緒に食べます。 ※この野菜を使用した料理:
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Du du xanh (デゥー・デゥー・サーン)
ベトナムでは青パパイヤはサラダによく作られています。そのサラダの中はNom bo kho(ノーン・ボー・ホー)は一番有名です。
せん切りにした青パパイヤとニンジンの上に、ミックスのハーブ、乾燥牛肉(ビーフジャーキー)、半分を潰した落花生の順番を乗せて、最後に上から甘酸っぱいタレとチリソースをかけます。 その他、青いパパイヤは揚げ春巻きの漬物として食べるのは一般的です。 日本では沖縄県産の青パパイヤはたまに見かけます。 ※果物パパイヤの紹介はこちら |
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Doc mung (ゾー・ムーウン)
ハスイモは茎を食べる野菜の種類です。
調理する時は時間がかかりますが、食べる時のシャキシャキの食感は他の野菜と格別です。 ハスイモはスープに入れて食べる料理が多く、ハスイモビーフンを始め、魚スープ、スペアリブスープなどがあります。 素手で調理すると手がかゆくなるので、手袋をするのは基本です。 日本ではハスイモが高知県でよく栽培されて、大手スーパーやインターネットで購入することができます。 |
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つるむらさき
Mung roi (ムーン・トーイ)
ベトナムのつるむらさきは日本のつるむらさきと比べたら、葉の形と味はほとんど変わりません。
つるむらさきは夏の野菜スープの定番で、スープの中にモロヘイヤとヘチマを入れるのは一般的です。 豚の骨を煮込んで取ったダシやカニのダシにつるむらさきを入れるとスープが一層美味しくなります。 |
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春菊
Cai cuc (カーイ・クーク)
ベトナムの春菊の味は日本の春菊と全く同じです。
見た目についてはベトナムの春菊は大葉春菊の種類がほとんどです。 春菊は半生で食べるのは基本で、スープに入れてサーと出来る料理が多いです。 特に春菊は動物系のダシが効いたスープによく合います。 家庭料理が良く見える豚肉と春菊入りスープの他、お鍋、ワンタン麺に添える野菜、魚のトマトソースに添える野菜もあります。 |
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Hanh kho (ハーン・コー)
シャロットはベトナム料理でニンニクと同じように、香辛料として用いられています。
シャロットは細かく刻んで、炒めものの香り付けによく使われますが、スライスしたシャロットは高温油であげて、おこわの上にのせて食べるのは一般的で、食感と香りが改めて実感できます。 日本ではフランスから輸入するシャロットをたまにスーパーで見かけることができます。 |
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